的外れな夢

あなたは的外れな夢を見たことがあるだろうか?
私は何度もある。そもそも夢というものはおかしなもので、現実では当たり前のようなことが一切無視されている。浮き足や重力を無視した体の動き。それだけではない。私はよく両手を羽ばたくことで空を飛んできた。もちろんありえないことだが、それが当たり前のようになっている。

 

これを人生に当てはめてみよう。長い生涯ではなかなか都合よくいくことがない。学生時代の時からそうだが、大人になってからも転職関連の悩みを幾度となく経験してきた。とても大変だったよ。

 

最初に就職した企業は、今で言うブラック企業という存在そのもので、まぁ現在ではよくブラックだ!と言われて世間から叩かれるが、当時はそれが当たり前でアホみたいに働く国民ばっかりだったのだ。しかもバブル期で浮き足たちまくってる時代。私もよくフワフワしながら頭をパーにしてバカみたいに働いていた。

 

だが楽だったこともある。1日のうちに一度契約を取れた日があれば、あとはゆっくりと車の中で昼寝をすることができた。契約さえ取って来ればその人はその1日だけ休むことができたのだ。無論、誰もあまり表だっていう事はないが、ある意味で当たり前の常識であった。私もよくこの裏ワザ的なものを仕事で使っていた。

 

営業の仕事の次に始めたのは金融業。これはなかなか辛かった。

ずっと転職先を悩んでいたのだが、事務が良いと思って就職活動をしていたものの、新卒でない私には町金が精一杯だったのだ。
来る日も来る日もティッシュ配りをやらされたかと思えば、取り立ての訪問に伺う毎日。これは職務内容なので仕方のないことだが、何度も取り立てていくうちに私の方が可哀想と思うようになってしまった。債務者に対して

 

それを上司に相談した時、私はもうすでに金融業界から身を引こうと決意していた。

 

そして次の転職先に選んだのは、最も楽な事務という仕事だ。
総合職ではあるものの、なんとか滑り込みで中年になる前に転職を成功させたおかげで、今現在も継続してその会社にお世話になり続けている。
めでたしめでたし・・・と言いたいところだが、たまに上司の飲みに付き合わされたりするのが面倒臭い。仕事の内容自体は別にフツーだが、人間関係がとても面倒くさいのだ。

 

結局のところ、私にピッタリの仕事を見つけることができなかった。しかし、今では転職エージェントという存在があることを最近になって知った。
もしも40代前半での転職が許されるのであれば、ぜひ素晴らしい転職先をもう一度探してみたいと思う今日この頃である・・・